【はじめに】
初めましての方は初めまして、そうでない方はいつもお世話になっております。ラクダと申します。今回の構築の見た目・内容ともにとても満足しているので記事を書きました。よかったら読んでいってください。あとポケモンやってる友達が少なくtwitterのフォロワーも全然いないのでフォローしてくれたら300000000%フォロバします。
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【使用構築】
【最終結果】
TNジャヴェール 最終398位/レート2016
最終日内訳:51勝-35敗
【構築経緯】(以下常体)
S4ではセグレイブ+ハバタクカミ(通称:セグカミ)@4の並びに有利を取ることがレートを伸ばす上で重要になると考えた。
またシリーズ2のルールではとつげきチョッキ枠・こだわり高火力枠・地面無効枠・ブーストエナジー枠は必須であると感じており、この4つの要素を満たしながらセグカミの並びに有利を取ることを意識して構築を組み始めた。
まずセグカミに対してステルスロックが刺さっていると考え、ステロ撒きとしてカバルドンを採用。
↓
こだわり高火力枠としてハバタクカミのムーンフォースを1/4で受けながら相手に最も負荷をかけることができるこだわりメガネテツノドクガを採用。
↓
地面無効枠としてカバルドンと相性が良くセグカミの裏にいることが多いヘイラッシャで止まらない積みエースとしてゴツゴツメットギャラドスを採用。
↓
とつげきチョッキ枠としてここまで重いテツノツツミに強めかつセグカミの両方に打点がありヘイラッシャにも大きな打点を持つとつげきチョッキテツノカイナを採用。
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ここまで全体的に初速が遅いと感じたのでスカーフ枠としてカバルドンとギャラドスに一貫しているウォッシュロトムに強いこだわりスカーフマスカーニャを採用。
↓
@1のポケモンとして色々試した結果、ドラゴン技の一貫切りと積みバトン系統に強く出れるブーストエナジー枠としてほろびのうたハバタクカミを採用して構築が完成した。
最終的な並び
【コンセプト】
・スリップダメージを駆使した有限タイプ受けサイクルでダメージレースに勝つ
【個体紹介】
鋼カバルドン@オボンのみ
特性すなおこし
じしん/あくび/ステルスロック/ふきとばし
わんぱくH252B36D220(S個体値29)
調整意図:
HD-テツノツツミのハイドロポンプ最高乱数以外耐え
S-カバルドンミラーで下をとりつつ無振りハラバリー抜き
構築の軸①
前期カバルドンを使用して強いと感じたため今期も続投した最強ポケモン。最終日はブーストテツノツツミやみがわりドラゴンテールカイリューが増加していたので安易にあくびを押さずにふきとばしを押すことを意識したところレートが伸びはじめた。
最終日にカバルドン+トドロクツキ(通称:カバツキ)の並びが大量発生しており、カバルドンミラーであくびを互いに打ち、次のターンギャラドス(相手はトドロクツキに)に引く場面があり同速で先にこちらのカバルドンが引いてしまい相手のトドロクツキにギャラドスの威嚇が入らなくて負ける試合があったので、カバツキ意識で個体値S29カバルドンを急遽育成し使用した。S調整が活きた場面は2回くらいあった気がする。
特性いかく
ようきH196A4B108D4S196
調整意図:
S-+1で最速テツノツツミ抜き
HD-ハバタクカミの眼鏡妖ムーンフォース最高乱数以外耐え
↓参考にした構築記事
https://lark-hearts.hatenablog.com/entry/sv_S3_StructureArticle
(ヒバリさんから掲載許可頂きました)
構築の軸②
語ることの多い最高のポケモン。地面無効枠として一般的なのはロトムやカイリューであったため逆張りでギャラドスを使いはじめ、良い型のギャラドスを模索していた時にヒバリさんの鋼テラスギャラドスの記事を読み、ギャラドスにはセグカミラッシャをまとめて倒せるスペックがあることを知り、使ってみるとウォッシュロトム入り以外の全ての構築に出せる最強ポケモンであった。
セグレイブに対しては鋼テラスを切ればきょけんとつげきのダメージを抑えられることと鋼テラスしたギャラドスがムーンフォースで拘ったこだわりメガネハバタクカミとの対面で2竜舞する際にこだわりメガネ妖ムーンフォース2回を乱数で落ちてしまうことが気になったため元の記事よりBを削ってHに努力値を振った。
ギャラドスは使い方は主に威嚇+ゴツゴツメットを活かしたクッション運用と挑発+竜舞によって天然で止まらない積みエース運用の2つがあり、セグカミやカイリューサーフゴーの並びには積みエース運用、イダイナキバやマリルリ、負けん気ではないドドゲザンなどにはクッション運用をすることで1人2役を務め、大きく勝利に貢献した。
積みエースとして選出したが相手のテラスタルによりギャラドスが止められても『挑発』の存在により裏のポケモンを通すサポート役にまわったり、逆にクッションとして選出したがトリックや相手のアグロなテラスタル消費により積みエースとして通るようになったりと試合展開に合わせて動ける柔軟性が素晴らしかった。サイクル好きな人はぜひ触ってみてほしい。
水テツノカイナ@とつげきチョッキ
特性クオークチャージ
かみなりパンチ/ドレインパンチ/れいとうパンチ/テラバースト
いじっぱりA252D204S52
調整意図:
S-チョッキドドゲザンに上からハサミギロチンを打たれないためにS振り
構築の軸③
カバルドン+ギャラドスで苦手なテツノツツミをはじめとした様々な特殊ポケモンとまけんきドドゲザンに強い駒として重宝した。特にブーストテツノツツミが最終日大量発生していたのでテツノカイナを絡めた選出をすることですべてのツツミ入りに勝つことができた。
トドロクツキのじしんで倒されることが気になったためじしんをケアしつつムーンフォースを等倍にすることができ、重いウルガモスに気持ち強めに出れる水テラスにした。
草テツノドクガ@こだわりメガネ
特性クオークチャージ
オーバーヒート/ほのおのまい/ヘドロウェーブ/エナジーボール
おくびょうCS252D4
補完①
ハバタクカミのムーンフォースの一貫を切るために採用。最終日途中まで炎テラスであったがモロバレル入りとウォッシュロトム入りに対する勝率が悪かったのでこの2体に有利を取れる草テラス。メタられている印象があり、出せる構築が少なかったため選出率は低いが出した試合は草テラスが活きて勝利に貢献してくれた。
特性へんげんじざい
トリックフラワー/はたきおとす/とんぼがえり/トリック
ようきA252B124S132
調整意図:
S-準速マスカーニャ抜き
補完②
相手のウォッシュロトム・マスカーニャが重かったので両方に強く出れるスカーフで採用。
S調整のおかげで全ての初手マスカーニャミラーで上をとることができ、とんぼがえり+カバルドンの砂でマスカーニャをスムーズに処理できた。マスカーニャに対して後投げしてくるカイリューに対してもとんぼがえりからカバルドンに繋ぐ動きが強かったため、とんぼがえりを押すのが裏目にならなくて綺麗な動きを取ることができた。
マスカーニャのトリックは読まれにくく受け系統の崩しやギャラドスの起点作りにとても役立った。
無ハバタクカミ@ブーストエナジー
特性こだいかっせい
ムーンフォース/シャドーボール/マジカルフレイム/ほろびのうた
おくびょうH132B252C100D4S36
調整意図:
S3最終3位の方の調整を真似し、マスカーニャとSラインを合わせたかったのでHを削りSに振った
補完③
最終日に5000位からスタートしたこともあり、コノヨザル+クエスパトラの並びを無視できないほど当たったのでしぶしぶ採用。クエスパトラ入り以外だとドラパルト入りによく出した。
積みバトン系統に対する回答となるピンポイントメタのような型であるためタイプ受けサイクルとは言い難いかもしれないが、対策すれば必ず勝てるので対策した。
【選出】
基本選出
vsウォッシュロトム入り
・カバルドン@2
【重いポケモン】
・ちょうはつトドロクツキ
・最速起きする全てのポケモン
・環境にいない型のポケモン
【おわりに】
プチ自慢ですが本構築は地面・電気・ドラゴン・しんそく・毒びし・胞子・ゴースト・鋼・格闘・悪・水・フェアリーなど切るべき技の一貫を見た目上全て切ることができます。自分がやりたいポケモン対戦を実現できる構築を作ることができ、構築の見た目にもかなりこだわったので無事レート2000に乗せられてよかったです。最終日の開始レート1777からレート200以上盛ることができて嬉しい反面、1日で86戦することになりレート2000に乗せてから3戦潜って気持ちが切れてしまったのは反省点でした。疲労困憊になったので最終日5000位スタートはもう二度としたくないと思いました、、、
このルールはパワーバランスが取れていてとても楽しかったです!ここまで読んでいただきありがとうございました!
【スペシャルサンクス】
・構築作成や育成、最終日の通話など今期一緒にポケモンしてくれた同格くん!本当に感謝してます
・構築のアドバイスをくれた僕の師匠のろっくさんと絵師のりの氏