【はじめに】
はじめましての方ははじめまして、そうでない方はいつもお世話になっております。ラクダと申します。最終日の23時に即席で組んだ構築なので完成度はイマイチですが、苦手なレギュレーションCでまずまずの結果が残せたので記事にしました。
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【使用構築】
【最終結果】
TN亞城木夢叶 最終178位/レート2017
【構築経緯】(以下常体)
前期の8luさんの構築が自分好みで使っていて楽しかったこと、その中でも特に鉢巻パオジアンの破壊性能が好みであったため「対面操作+鉢巻パオジアン」を軸とする8luさんの構築のコンセプトは変えずに中身を環境に合わせてマイナーチェンジすることに決めた。
https://harubrog16878.hatenadiary.jp/entry/2023/05/01/215928
原案となったS5の8luさんの構築記事です(掲載&タイトルを許可してくださった8luさんありがとうございます)
最強だと感じた鉢巻パオジアン(エース)からスタート
↓
パオジアンミラーの引き先として、ミラーの際に切られやすい相手のパオジアンの電気・妖・炎テラスタル全てに対応できるHBゴツメヒートロトムを採用(対面操作枠①)
↓
終盤流行したマリルリやキノガッサ+ミミッキュなどの引き先として、毒菱を回収でき対面操作もできる脱出パックHBモロバレルを採用(対面操作枠②)
↓
カイリューやブーストエナジーハバタクカミ、ウルガモスに対する引き先としてカバルドンを採用(対面操作枠③)
↓
ここまでイーユイやブーストエナジーテツノツツミが重く、特にイーユイに関してはその破壊性能の高さから受け出しすること自体が間違っていると思ったので初手のイーユイに有利を取れ、変身後はイーユイに対する引き先になりつつ強力な先制技でイーユイを縛れるチョッキイルカマンを採用(対面操作枠④)
↓
構築の初速が遅く、上からパオジアン・カイリュー・テツノツツミを処理するポケモンが欲しかったのでスカーフハバタクカミを採用(スカーフ枠)
最終的な並び
【コンセプト】
・対面操作+鉢巻パオジアンでダメージレースに勝つ
・カバルドンとパオジアンは1番目と2番目
【個体紹介】
カバルドン@オボン
性格:腕白 特性:砂起こし テラスタイプ:鋼
地震/欠伸/ステルスロック/吹き飛ばし
調整意図:
HD-特化眼鏡ハバタクカミの妖「ムーンフォース」を87.5%耐え
-臆病テツノツツミの「ハイドロポンプ」を87.5%耐え
HB-特化鉢巻カイリューの飛行「テラバースト」をオボン込み92.7%2耐え
至って普通のカバルドン。いつも通りカイリューに対する受け出しとハバタクカミのブーストエナジーを無効化する動きを沢山した。出した試合は必ず後発から投げた。
パオジアンが怖くて初めは投げれなかったが、必ず後発から投げることと相手の技選択や立ち回りを予想しながら最善択の技選択をするカバルドンの使い方をシーズン序盤中盤での失敗から学ぶことができたので最終日は完璧な立ち回りができた。カバルドンが強いからなんとか最終日も戦えた。
「カタストロフィ」+妖「ムーンフォース」でカバルドンが縛られると困るのでHPは偶数。
テラスタルは毒を無効にしながらパオジアンやハバタクカミに対して行動回数を稼げる鋼。
パオジアン@こだわり鉢巻
性格:意地っ張り 特性:災いの剣 テラスタイプ:悪
氷柱落とし/噛み砕く/聖なる剣/不意打ち
調整意図:
エースなのでAS
ザシアンとイベルタルのハーフ。
・ほぼ環境最速レベルの素早さから超高火力技を振り下ろすザシアン的な性能
・怯みやBダウンの追加効果の押し付けと超高火力先制技による縛りができるイベルタル的な性能
この両方を兼ね備える破格の性能を持ったイカれポケモンであり、パオジアン自体の型が多様化しているにも関わらず型を読み違えると1体倒されるか致命傷を負うという理不尽なポケモンであるため使う側に回った方がいいと判断した。
調整はパオジアンミラーでの特性発動順から相手の型を判別したかったので準速AS。
「氷の礫」は悪テラス「不意打ち」で代用が効くことと、ノーマルカイリュー・遅いイーユイ・非テラスの鉢巻パオジアンミラーなどで技選択に困ったので「聖なる剣」を採用した。「氷の礫」がなくて困ったことはなく逆に「聖なる剣」のおかげで拾えた試合は多々あった。
テラスタルは「不意打ち」の縛り性能を引き上げる悪。
イルカマン@とつげきチョッキ
性格:意地っ張り 特性:マイティチェンジ テラスタイプ:格闘
ナイーブ(変身前)
ヒーロー(変身後)
ジェットパンチ/ドレインパンチ/くさむすび/クイックターン
調整意図:
HD-変身前に臆病イーユイの「悪の波動」を2耐え
HB-変身前に陽気鉢巻パオジアンの「噛み砕く」を確定耐え
S-準速70族抜き
前がかりな特殊受け。vsイーユイにおいてイーユイより遅いチョッキ枠がまともに機能しなかったので前がかりにイーユイを対策できるイルカマンを採用した。
思惑通りイーユイ入りやツツミ入りには100%選出し、ちゃんとイーユイ・ツツミ対策として機能していた。
あくまで鉢巻パオジアンが構築のエースであり、イルカマンは対面操作枠だと考えていたため「ウェーブタックル」の採用は見送った。「草結び」はディンルー+ヘイラッシャ+イーユイに負けたためその対策として入れたが、その後その並びに当たることはなかった。
調整は前期最終3位のうわっきーさんのものをベースにした。
耐性変化がないとテツノツツミに勝てないのでテラスタルは耐性変化と「ドレインパンチ」の威力を上げられる格闘。
ヒートロトム@ゴツゴツメット
性格:図太い 特性:浮遊 テラスタイプ:鋼
オーバーヒート/ボルトチェンジ/イカサマ/鬼火
調整意図:
HB-鉢巻パオジアン意識で特化
最終日前日まではハッサムを使っていたが炎テラスパオジアンに狩られ続けたので炎・妖・電気パオジアンに対応できる引き先として採用した。当たったチョッキパオジアンが全くテラスタルを切らなくなり相手にパオジアンを弱く使わせることができたのはこのポケモンにしかできない活躍だと思う。
パオジアンやマスカーニャの襷を必ず割りたかったので持ち物はゴツゴツメット。
対セグレイブを重視して「電磁波」ではなく「イカサマ」を採用。セグレイブをよく返り討ちにした。
テラスタルはテンプレの鋼。
モロバレル@脱出パック
性格:呑気 特性:再生力 テラスタイプ:水
リーフストーム/ヘドロ爆弾/祟り目/キノコの胞子
調整意図:
HD-臆病眼鏡ハバタクカミの妖「ムーンフォース」2耐え
HB-できるだけ高く
終盤に流行っていたマリルリやキノガッサ+ミミッキュに強くて毒菱回収ができる便利屋。「リーフストーム」を当てた記憶がないほど外したので、最後の方はサーフゴー引きが完全に読める際は外しが怖くて釣り交換していた。BダウンやCダウンで勝手に脱出パックで帰っていく謎のポケモンだったが環境に通りは良かったので選出機会は多かった。
「祟り目」は「キノコの胞子」と合わせてハッサムやハバタクカミへ打点として採用した。
テラスタルはテンプレの水。
最終日に友人である院長に無理矢理お願いして貸してもらった急造の個体であるためS個体値31だったがミラーは起きなかったので助かった。
ハバタクカミ@こだわりスカーフ
性格:控えめ 特性:古代活性 テラスタイプ:水
ムーンフォース/シャドーボール/テラバースト/ほろびのうた
調整意図:
前期の8luさんの調整のパクリ
普通のスカーフカミ。初手の襷テツノツツミが流行っていたので打ち合って勝てるスカーフカミが刺さっていた。使い方が簡単で強い良ポケモン。
イルカマンとは別のイーユイの処理ルートが欲しかったためテラスタルは水で「テラバースト」を採用。「滅びの歌」は20チャレチャレで当たったオニゴーリによる精神攻撃を防げたので採用してよかった。
【選出】
基本選出
パオジアン@2
vsイーユイ・テツノツツミ
イルカマン+ハバタクカミ@1
それ以外は相手の構築に合わせて柔軟に選択
【重いポケモン】
・キョジオーン絡み全般
・受けループ
・チオンジェン+ドヒドイデ
急造構築であったため上記3つ対する回答を持たせることができなかった点が自信を持って上を目指せなかった主な原因です。当初はテツノドクガで崩していましたが、終盤テツノドクガでは崩せない技構成や選出に環境が変わってしまったのが辛かったです。
【終わりに】
即席の構築のため重いポケモンへの回答や調整や技構成・立ち回りなどを煮詰めることができず完成度はイマイチでしたが8luさんの構築の原案が強く、急遽採用したポケモン達も環境に刺さったのでまずまずの結果を残せたのではないかと思っています。
今期は3ROM合計400戦以上潜っており、最終日の環境読みもかなりいい線を行っていたと思うので単に構築力の無さが浮き彫りになってしまいました。
次のルールではもっと良い有限サイクルを組めるように頑張りたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございます。何か質問があれば(https://twitter.com/FUNFUNPOKE)に連絡してください。
【スペシャルサンクス】
・素晴らしい構築を公開して、質問を丁寧に答えて下さった8luさん
・構築相談に乗ってくれた院長、りの、同格くん
・イルカマンの進化を手伝ってくれたあかりさん、モロバレルを貸してくれた院長